1947-12-03 第1回国会 衆議院 文教委員会 第20号
ちようど厚生次官、政務次官も文部省の政府委員室に見えまして、地元の學校側の意見も聽き、また病院側の意見もありましようから、そういうものを十分聽いていただいて、殊に施設を必要としておる新制中學の教室、また地元の事情等もあるので、歴史的な關係も考慮して、適當に處理していただくようにということをお願いしたのであります。
ちようど厚生次官、政務次官も文部省の政府委員室に見えまして、地元の學校側の意見も聽き、また病院側の意見もありましようから、そういうものを十分聽いていただいて、殊に施設を必要としておる新制中學の教室、また地元の事情等もあるので、歴史的な關係も考慮して、適當に處理していただくようにということをお願いしたのであります。
新聞の報道その他で承知いたしましたところによりますと、問題の三宅新制中學は教室不足のために、すでに本年の六月ごろから同校より約二キロ離れた國立筑紫病院の敷地十三萬坪のうち、七千坪の敷地と、七棟の建物との分讓を要求いたしまして、以來八囘にわたつて熊本財務局と交渉を重ね、財務局としても餘裕があるならば學校に分讓したいとの見解から、學校側に對しては一部使用の公約を與え、同時に病院側にも明渡しを要望しておつた
そうすると最前述べられた文相の全閣僚が全面的にこれを支持してくれておるというのと、あのときに感知したその情勢というものと、何かそこに非常に矛盾があるように感ずる、併しながら何もここで私たちは單なる一片の推論をして、そうしてこの尊い場所で尊い時間を徒らに費そうと思いませんが、翼わくば更に私は爾後の處置に向つて、背景には五十萬の教職員諸君、竝びに多數の今も寒さにすでに震えておる生徒たち、殊に小學校側も中學
められたのでありますけれども、新憲法、新國會におきましては、むしろ中央よりも地方教育行政とか、又劃一的の教育を打破して、それぞれの總長なり、學長なり、校長なりの創意工夫とかいうふうなものに委ねることを主張する意味から言つて、私はこういう、今詮議される内容、取扱方如何等によりましては、今の憲法の筋から、教育基本法の本旨に違はないようにするのみか、更に活用する、貢獻あらしめる意味において、委員會竝びにそれぞれそれを受け容れる學校側